ケンタッキーフライドチキンと言えば、カロリーが高いイメージがあるかもしれません。しかし、ケンタッキーオリジナルチキンのスパイシー味やサクサク感は、突然思い出して食べたくなる魅力を感じた経験がある人も多いでしょう。
本記事ではケンタッキーの商品のカロリー一覧と、カロリーが高い・低いメニューのランキングを紹介しますので、メニュー選びの参考にしてください。
※メニューは時期により変更され、記事に掲載されているデータが最新のものと異なる場合があります。目的のものが見つからない場合は、似たメニューを参考にしてくださいね。
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Contents
ケンタッキーの商品のカロリー一覧
ダイエット中に気になるケンタッキーのカロリーについて紹介します。
ケンタッキーの商品を以下のグループに分け、それぞれのカロリーと栄養成分値を紹介します。
- チキン
- バーガー・ツイスター
- サイドメニュー
なお、公式サイトに栄養成分情報のない商品、期間限定商品は除いています。
また、糖質の成分値に関しては、炭水化物から食物繊維総量を除いた数値を記載しています。
自分の1日あたりの消費カロリーを計算
ケンタッキーフライドチキンのメニューは魅力的ですが、カロリーも高く、ダイエット中のカロリーコントロールが難しい飲食店のひとつです。
高カロリーな食品を食べつつも体重管理をするためには、摂取カロリーだけでなく、自分の消費カロリーの把握も必要です。
以下の計算ツールでは、性別・年齢・身体活動レベル、身長と、身長に対する標準体重(BMI22にあたる体重)から、標準体重を維持するのに必要なカロリー量を計算します。
自分の消費カロリーを把握しておき、ダイエット中でも安心してケンタッキーのチキンを楽しめるようにしましょう!
レベル
カロリー
■身体活動レベルの目安
|
男女それぞれの消費カロリーについて詳しく解説した記事はこちら
チキン
フライドチキンのカロリー・栄養成分値を一覧にしましたので、ご覧ください。
商品名 | カロリー (kcal) |
タンパク質 (g) |
脂質 (g) |
糖質 (g) |
---|---|---|---|---|
オリジナルチキン | 218 | 16.5 | 12.8 | 8.7 |
骨なしケンタッキー | 191 | 20.3 | 8.5 | 8.0 |
バーガー・ツイスター
バーガー、ツイスターのカロリー・栄養成分値を一覧にしました。
商品名 | カロリー (kcal) |
タンパク質 (g) |
脂質 (g) |
糖質 (g) |
---|---|---|---|---|
チキンフィレバーガー | 398 | 24.3 | 19.7 | 29.4 |
辛口チキンフィレバーガー | 384 | 24.4 | 17.8 | 30.1 |
チーズチキンフィレバーガー | 468 | 26.8 | 25.8 | 30.4 |
ダブルチキンフィレバーガー | 615 | 44.6 | 30.7 | 38.0 |
和風チキンカツバーガー | 426 | 16.0 | 22.3 | 38.4 |
ペッパーマヨツイスター | 301 | 11.3 | 14.5 | 28.4 |
てりやきツイスター | 360 | 11.6 | 18.8 | 31.8 |
バジルレモンツイスター | 310 | 11.3 | 15.8 | 27.7 |
サイドメニュー
サイドメニューのカロリー・栄養成分値を紹介します。
商品名 | カロリー (kcal) |
タンパク質 (g) |
脂質 (g) |
糖質 (g) |
---|---|---|---|---|
カーネルクリスピー | 119 | 6.8 | 6.6 | 7.9 |
ナゲット 5ピース | 222 | 13.3 | 13.4 | 11.5 |
ナゲット用ケチャップ | 11 | 0.1 | 0.0 | 2.6 |
フライドポテト S | 195 | 2.6 | 7.8 | 26.3 |
フライドポテト L | 390 | 5.3 | 15.5 | 52.6 |
フライドポテト ボックス | 908 | 12.3 | 36.1 | 122.3 |
コールスローM | 137 | 1.6 | 10.2 | 8.4 |
コールスローS | 85 | 1.0 | 6.3 | 5.1 |
ビスケット | 200 | 3.2 | 11.1 | 20.9 |
ビスケット用ハニーメイプル | 30 | 0.0 | 0.0 | 7.0 |
チョコパイ | 274 | 3.1 | 15.7 | 28.5 |
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ケンタッキーのカロリーが低い商品ベスト3
次に、ケンタッキーのカロリーが低い商品ベスト3を紹介します。なお、公式サイトに掲載されている商品のうち、ソースやシロップ類、期間限定商品を除いたものをまとめました。
- 1位:コールスローS
- 2位:カーネルクリスピー
- 3位:骨なしケンタッキー
ケンタッキーの低カロリー商品1位:コールスローS
カロリーが低い商品の第1位は、サイドメニューのコールスローSです。
商品名 | カロリー (kcal) |
タンパク質 (g) |
脂質 (g) |
糖質 (g) |
---|---|---|---|---|
コールスローS | 85 | 1 | 6.3 | 5.1 |
コールスローは、みじん切りのキャベツとニンジンをタマネギ風味のコールスロードレッシングに漬け込んだサラダメニューです。
低カロリーなサイドメニューとして、カロリーを抑えたい方におすすめです。
コールスローにはMサイズもありますが、大きめサイズでも137kcalと低カロリーに抑えられています。
ケンタッキーの低カロリー商品2位:カーネルクリスピー
カロリーが低い商品の第2位は、チキン系サイドメニューのカーネルクリスピーです。
商品名 | カロリー (kcal) |
タンパク質 (g) |
脂質 (g) |
糖質 (g) |
---|---|---|---|---|
カーネルクリスピー | 119 | 6.8 | 6.6 | 7.9 |
カーネルクリスピーは、胸肉をサクサク衣で揚げたメニューです。カーネルクリスピーは単品だけでなくツイスターの具材にも使われており、軽い食感が人気の商品です。
チキン系を食べつつもカロリーは気になるという方におすすめのサイドメニューといえます。
ケンタッキーの低カロリーの商品3位:骨なしケンタッキー
カロリーが低い商品3位は、フライドチキンシリーズの骨なしケンタッキーです。
商品名 | カロリー (kcal) |
タンパク質 (g) |
脂質 (g) |
糖質 (g) |
---|---|---|---|---|
骨なしケンタッキー | 191 | 20.3 | 8.5 | 8.0 |
骨なしチキンは、胸肉を使用してオリジナルチキンと同じ味付けを施した商品です。胸肉のため、オリジナルチキンの脂が多い部位と比較するとカロリーが低めです。
ケンタッキーのカロリーが高い商品ベスト3
続いて、ケンタッキーのカロリーが高いベスト3を紹介します。なお、こちらも公式サイトに掲載されている商品のうち、ソースやシロップ類、期間限定商品を除いたものをまとめました。
- 1位:フライドポテト ボックス
- 2位:ダブルチキンフィレバーガー
- 3位:チーズチキンフィレバーガー
ケンタッキーの高カロリー商品1位:フライドポテト ボックス
ケンタッキー商品の中で最もカロリーが高いのが、ポテト最大サイズのフライドポテトボックスです。
商品名 | カロリー (kcal) |
タンパク質 (g) |
脂質 (g) |
糖質 (g) |
---|---|---|---|---|
フライドポテトボックス | 908 | 12.3 | 36.1 | 122.3 |
フライドポテトボックスの平均重量は372gで、Sサイズ5個分ほどの量です。2~3人以上で食べる時に注文される場合が多く、量が多いのでカロリーも高めです。オリジナルチキンとの相性が考慮されていますので、ほんのりとした塩味になっています。
ケンタッキーの高カロリー商品2位:ダブルチキンフィレバーガー
カロリーが高い商品の第2位は、サンド系の中で最大カロリーのダブルチキンフィレバーガーです。
商品名 | カロリー (kcal) |
タンパク質 (g) |
脂質 (g) |
糖質 (g) |
---|---|---|---|---|
ダブルチキンフィレバーガー | 615 | 44.6 | 30.7 | 38.0 |
ダブルチキンフィレバーガーは、ジューシーな「チキンフィレ」を2枚挟んだボリューム満点の商品です。
味わいはレタスとオリーブオイル入りマヨソースを組み合わせたベーシックなチキンバーガーですが、カロリーはかなり高いため、サイドメニューなどの組み合わせには注意が必要です。
ケンタッキーの高カロリー商品3位:チーズチキンフィレバーガー
カロリーが高い商品の第3位は、2位と同じサンド系商品のチーズチキンフィレバーガーです。
商品名 | カロリー (kcal) |
タンパク質 (g) |
脂質 (g) |
糖質 (g) |
---|---|---|---|---|
チーズチキンフィレバーガー | 468 | 26.8 | 25.8 | 30.4 |
チーズチキンフィレバーガーは、チキンフィレとレタス、オリーブオイル入りマヨソース、チェダースライスチーズをバンズに挟んだ商品です。
チキンフィレのサクサク感とハーブやスパイスの香り高い風味が特徴で、チキンフィレバーガーと並ぶサンド系定番メニューといえますが、チキンフィレバーガーよりも70kcalほどカロリーが高くなっているので注意しましょう。
高カロリーなメニューとの付き合い方
ケンタッキーのメニューはフライドチキンが中心となっているために高カロリーなものも少なくなく、組み合わせ次第では1食あたりのカロリーが1000kcalを軽く超える場合も少なくありません。
また、ケンタッキーに限らず、ファストフード店では脂質を多く含むメニューも多く、摂取栄養素が脂質に偏りやすい点も気になるポイントです。
外食にありがちな脂質や塩分が多く、カロリーの高い食事は健康のために絶対に食べてはいけない、というものではありませんが、食べる頻度には注意が必要です。
高カロリーな食事を高い頻度で食べ続ける食生活では、肥満やそれに伴う生活習慣病のリスクが高くなってしまいます。
これらの生活習慣病の治療では食事内容が制限されることも少なくないため、食を楽しむ生活を長く続けるためにも、健康なときから食事の管理を行うことが大切です。
高カロリーなメニューはいつも頑張っていることへの「ご褒美」として、頻繁になりすぎないように楽しみたいですね。
ケンタッキーの人気商品のカロリー
最後に、ケンタッキーの人気商品のカロリーを紹介します。なお、ここも公式サイト掲載の商品のうちソースやシロップ類、期間限定商品を除いたものをまとめました。
ケンタッキーと言えば外せないメニューとして良く注文される商品のカロリーをチェックしてください。
- オリジナルチキン
- ペッパーマヨツイスター
- ビスケット
オリジナルチキン
ケンタッキーの代表商品と言えば、やはりオリジナルチキンです。オリジナルチキンのカロリー等をまとめましたのでご覧ください。
商品名 | カロリー (kcal) |
タンパク質 (g) |
脂質 (g) |
糖質 (g) |
---|---|---|---|---|
オリジナルチキン | 218 | 16.5 | 12.8 | 9.1 |
オリジナルチキンは、ケンタッキーの創業者カーネル・サンダースのオリジナルレシピを現代まで引き継いだ独特の味付けが人気の商品です。フライドチキンはカロリーが高いイメージがありますが、ケンタッキー商品の中で比較すると中間帯のカロリーでサンド類の約半分です。
とはいえ、チキンは部位によって重量や組成が異なり、今回の栄養成分値はあくまで平均値となっています。
ペッパーマヨツイスター
「ツイスター」はケンタッキーを代表するメニューのひとつで、そのうちのひとつ「ペッパーマヨツイスター」は、カーネルクリスピーと野菜、サルサソース、ペッパー風味マヨをトルティーヤでくるんだメニューです。
商品名 | カロリー (kcal) |
タンパク質 (g) |
脂質 (g) |
糖質 (g) |
---|---|---|---|---|
ペッパーマヨツイスター | 301 | 11.3 | 14.5 | 28.4 |
ツイスターシリーズはバーガー類と比べるとボリュームが少なく、カロリーも低めです。
フライドチキンやサイドメニューに比重を置きたいときにおすすめのメニューです。
ビスケット
ビスケットは、ケンタッキーの定番サイドメニューのひとつです。
サクサクしっとりに焼き上げたビスケットにハニーメイプルソースをかけて食べる商品です。
商品名 | カロリー (kcal) |
タンパク質 (g) |
脂質 (g) |
糖質 (g) |
---|---|---|---|---|
ビスケット | 200 | 3.2 | 11.1 | 20.9 |
ビスケット用ハニーメイプル | 30 | 0.0 | 0.0 | 7.0 |
軽い食感が魅力ですが、カロリーはフライドポテトSを超えてくるため、食べる組み合わせや量に気をつけるとよいでしょう。
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管理栄養士が勧めるダイエット中におすすめのケンタッキー商品の組み合わせ例
ケンタッキーはオリジナルチキン(フライドチキン)をはじめ、ボリューム感のあるメニューが多く、ダイエット中には適さないイメージが強いのではないでしょうか。
揚げ物の多いお店であるため、ダイエット中にいくらでも食べていいというものではありませんが、オーダー内容を工夫すればダイエット中でも十分に楽しめます。
今回は、ダイエット中でも楽しめるケンタッキーのメニューの組み合わせ例を3つのテーマに沿って紹介します。
- バーガーorツイスターのセットで500kcal前後
- の組み合わせ例
- オリジナルチキンのセットで500kcal前後の組み合わせ例
- 栄養バランスを意識した組み合わせ例
※メニューは随時入れ替わりがあるため、現在提供されていない、または内容が異なる可能性があります。
今回紹介したオーダー例を参考に、カロリー量や食事内容が近いメニューを選んでみてくださいね。
バーガーorツイスターのセットで500kcal前後の組み合わせ例
ケンタッキーのセットメニューではバーガーやツイスターとポテト、ドリンクが組み合わさったものが大部分を占めています。
バーガーやツイスターのセットメニューで1食500kcal以内に収めることができる組み合わせを紹介します。
■バーガーorツイスターのセットで500kcal前後の組み合わせ例
- バジルレモンツイスター 309kcal
- フライドポテト S 195kcal
- ウーロン茶 0kcal (エネルギー情報非公開のため推定)
合計504kcal
ケンタッキーのバーガーとツイスターでは、どちらかというとツイスターが低カロリーなメニューとなります。 中でも、バジルレモンツイスターは特にカロリーが低く、セットでも500kcal前後に収めることができるため、ダイエット中でも比較的安心して楽しめるセットメニューといえるでしょう。
ケンタッキーではドリンク類のカロリーが公表されていないものの、今回挙げたウーロン茶、砂糖とミルクなしのコーヒー・紅茶であればおおよそ0kcalと考えられますので、ダイエット中はこれらの中から選ぶと余分なカロリー摂取につながらず安心です。
オリジナルチキンのセットで500kcal以内の組み合わせ例
ケンタッキーといえばオリジナルチキンです。
セットメニューにもオリジナルチキンがありますが、オリジナル2個とフライドポテトSのセットになっており、ドリンクを0kcalにしても600kcalを超えてしまいます。
オリジナルチキンのセットで500kcal前後に収めるのは既存のセットメニューでは難しいですが、自分でサイドメニューを選べば可能です。
■オリジナルチキンのセットで500kcal以内の組み合わせ例
- オリジナルチキン 2ピース 436kcal(平均値)
- コーンサラダ S 57kcal
- アイスティー(砂糖・ミルクなし)0kcal (エネルギー情報非公開のため推定)
合計493kcal
既存のセットメニューではサイドはフライドポテトですが、これをサイドメニューの中で最もカロリーの低いコーンサラダに変更することで、オリジナルチキンを2つ食べても全体のカロリーは500kcal以内に収めることが可能です。
ただし、オリジナルチキンのカロリーはあくまで平均値であることに注意が必要です。
大きいサイズの部位や、脂質の多い部位ばかりになってしまった場合には、計算よりもカロリーが高くなることがあります。
栄養バランスを意識した組み合わせ例
栄養バランスの取れた食事のポイントは、「主食・主菜・副菜」をそろえること。
外食でもそれぞれに対応するメニューを選ぶことで、ある程度栄養バランスを整えることができます。
ケンタッキーのメニューで栄養バランスを意識した組み合わせを紹介します。
■栄養バランスを意識した組み合わせ例
- フライドポテト S(主食として) 195kcal
たんぱく質2.6g 脂質7.8g 炭水化物28.7g 食塩相当量1.2g - オリジナルチキン×1(主菜として) 218kcal
たんぱく質16.5g 脂質12.8g 炭水化物9.1g 食塩相当量1.5g - コールスロー S(副菜として) 85kcal
たんぱく質1.0g 脂質6.3g 炭水化物6.3g 食塩相当量0.6g
合計
カロリー 498kcal
たんぱく質 20.1g(16.1%)
脂質 26.9g(48.6%)
炭水化物 44.1g(35.4%)
パンやごはんのような炭水化物がとれる「主食」としてフライドポテトを、
肉や魚のようなたんぱく質がとれる「主菜」としてオリジナルチキンを、
野菜を中心としたおかずである「副菜」としてコールスローを選択することにより、ある程度栄養バランスの取れた食事内容にできています。
ただし、ケンタッキーのメニューは全体として揚げ物が多く脂質に偏りがちなので、前後の食事では脂質の多い食材や料理は避け、ごはんやパンなどの主食に重心を置き、野菜をたっぷりとることを心掛けられるとよりよい食事内容にすることができます。
ケンタッキーでダイエット向きの食べ方まとめ
本記事では、ケンタッキー商品のカロリー一覧や高・カロリーが低いのメニューランキング、人気メニューのカロリーを紹介しました。最もカロリーが低いのは、コーンサラダやコールスローなどのサラダ類です。一方、最もカロリーが高いのはサンド類で、オリジナルチキンの2倍ほどのカロリーがあります。
ダイエット中にケンタッキーを食べるのは抵抗がある人も多いかもしれません。しかし、食べ方次第ではダイエットに支障のない範囲でお気に入りの味を楽しめます。本記事では商品のカロリー情報を踏まえて、ダイエット向きの食べ方を紹介しましたので参考にしてください。
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